好きな人がいることは幸せで、さらにその人と結婚できたらもっと幸せですよね。
でも必ずしも好きな人と結ばれるとは限りません。
もしかしてあなたは好きな人を忘れられないまま結婚しましたか?
そして結婚した後もその好きな人に片思いを続けて辛いと感じているのでしょうか?
こちらでは、好きな人を忘れられないまま結婚する理由やその片思いが辛い時の対処法について考察してまいります。
好きな人を忘れられないまま結婚する理由は?
『結婚=一番好きな人と幸せになること』
誰しも一度はそう考えたことがあるのではないでしょうか?
しかし『二番目に好きな人と結婚した方が幸せになれる』という言葉もよく聞きます。
二番目よりも一番目に好きな人と結婚した方が幸せになれそうなのに、なぜこのような言葉を聞くのか不思議、と感じますよね。
好きな人を忘れられないまま他の人と結婚することもあり、理由はさまざまです。
その理由として考えられるものをご紹介していきましょう。
好きな人と結婚が結び付かなかったから
好きな人ができて、お付き合いした後、結婚というルートを辿ることが自然とお考えかもしれません。
しかし、好きでも時にはそのルートを辿ることを断念してしまう事もあります。
- お互いの結婚の価値観が違った
- 相手と生活していく未来が描けない
- 夢や目標があって結婚が足かせになってしまう
お付き合いしている分にはいいけれど、いざ結婚となると判断基準が変わっていきます。
思い描く結婚生活の価値観がお互い違うと、ぐっと結婚への道は遠のきます。
結婚のタイミング、金銭感覚、働き方等、価値観の中身はさまざまです。
そしてお付き合いしている時には目をつぶっていたような相手の性格や生活スタイルを見直すと、好きだけど一緒に生活する未来が描けないと感じることもあります。
例えば浮気性、ギャンブル癖、アルコール依存症、浪費癖、等これからの人生ずっと付き合っていくことは厳しいですよね。
また、夢や目標があって結婚自体が重みとなる場合があります。
そういうタイミングの不一致があって、結婚したくてもできないということもあります。
しかし、これらの理由で好きだけど結婚に結びつかなかった、以上、とならないのが人間の心です。
この人と結婚はできない、と頭では思ってても好きな気持ちまでなくすことは難しいです。
そして純粋な好きな気持ちを忘れられないまま、価値観や条件やタイミングが合った他の方と結婚してしまうのもあり得る話なのです。
将来設計を考えたゆえの妥協
結婚のタイミングという点で、男性より女性の方が重要視する傾向を感じます。
将来設計を考えた時、好きな人への気持ちより結婚することを重んじ、妥協するのです。
- 年齢
- 出産
- 親の介護
今の日本は妙に何事にも年齢にこだわる傾向があり、それゆえ結婚する年齢を重要視する女性も多くいます。
また、女性の年齢で言えば出産のリミットというプレッシャーも感じるでしょう。
何歳までに産まないとリスクが高まる、という内容を知ったら当然結婚したい気持ちが急かされますよね。
そして結婚・出産と将来を考えた後は、親の介護のことも見据えるでしょう。
その時子供が独立していてくれたら手がかからず介護に専念できます。
このように将来設計を考えた時、いつまでに結婚した方がいいと論理的に逆算するのが自然です。
そうすると、好きな人がいても結婚できなさそうだなと感じたら、結婚できそうな人を探してしまう気持ちも理解できますよね。
将来を思い描いた通りの人生にするため、好きな人への想いを忘れられないまま他の人と結婚するのです。
結婚することで好きな人への気持ちが消せると思ったから
さまざまな理由で好きな人と結婚できないと判断した時、その好きな気持ちをどうにか忘れようとするでしょう。
女性の恋愛は上書き保存と言われるように、他の人と結婚することでその気持ちが消せると考えて結婚する人もいます。
好きな人ではない相手と結婚することで、考えられる気持ちの変化はこちらです。
- 好きな人との思い出が風化した
- 結婚相手へ情がわいた
- 結婚生活に慣れてしまった
結婚相手に向いている人と結婚し、結婚生活を送っているうちに情が湧く可能性は大いにあります。
そして好きな人との思い出は風化しながら結婚生活に慣れていきます。
このようなことが自分に起きるかもしれない、きっと起きる!そう願って、好きな人を忘れられないまま結婚に踏み切るのです。
好きな人を忘れられないまま結婚して片思いが辛い時の対処法とは?
好きな人を忘れられないまま結婚する理由をいくつかご紹介しました。
しかし理由が分かっても、まだ好きな気持ちがあるならば辛いことには変わりありませんよね。
その辛い片思いを少しでも軽くするため、対処法をいくつかご紹介していきます。
恋愛と結婚は違うと割り切る
結婚は生活の延長であり、好きな気持ちだけでは成し遂げることは難しいです。
今好きな人のことを忘れられないあなたは、恋愛と結婚を混同してしまっている状態です。
恋愛レイヤーで結婚相手を見てしまうと、どうしても好きな人のことを考えてしまいます。
では結婚レイヤーで好きな人を見た時、結婚相手の方がいいところが浮かんでくるはずです。
- ときめきよりも安心感
- 生活をしていく上で不自由がない
- ものの価値観が一緒
これらはほんの一例ですが、仮に片思いの好きな人と結婚したら、この生活は全て無いものとなります。
場合によっては環境が悪化してしまうかもしれません。
好きな気持ちを忘れるのは難しいですが、好きな気持ちだけでは結婚生活が成り立たないことを一度想像してみると良いでしょう。
美しい大切な思い出として胸にしまっておく
人は、忘れよう忘れようと思っているほど固執して忘れられない生き物です。
忘れようとする、その意識が対象に集中してしまうからです。
ならば、いっそ忘れなくてもいい、と考えるのはいかがでしょうか?
人生で忘れられないほど片思いに夢中になった相手、としてあなたの心に留めておくのです。
そして美しい大切な思い出として胸にしまうのです。
- 思い出は風化する
- 好きな気持ちは好きだった記憶になる
- すごく夢中に片思いをしたという事実がこれからの人生を支えてくれる
最初のうちは、好きな人のことを思い出すと辛いかもしれません。
しかし、次第に好きな気持ちを思い出すというよりは好きだった思い出を振り返る日が来るでしょう。
そして、違う人と結婚してしまったけど、自分にはとても夢中に片思いした相手がいた、という事実が時にあなたを支えてくれるかもしれません。
好きな人を追いかけるリスクを考える
違う人と結婚してしまったけれど、やはり好きな人を忘れられない、あなた。
結婚生活を投げ出して好きな人を追いかけたい気持ちはどれぐらいあるでしょうか?
今すぐにでも飛び出したい!と思っているのであれば、一旦立ち止まりましょう。
離婚や不倫を考えているのであれば、そのリスクを一度考えてみることをおすすめします。
- 今の結婚生活に戻ることはできない
- 家族を巻き込む恐れ
- 片思いが上手くいく保証はない
冷静になってじっくりリスクについて考えると、好きな気持ちが落ち着いてくるかもしれません。
忘れられない!という強い気持ちも落ち着いたら、思い出のひとつとして自分の心に秘めておきましょう。
まとめ
いかがでしょうか?
こちらでは好きな人を忘れられないまま結婚する理由やその片思いが辛い時の対処法について考察してまいりました。
好きな人を忘れられないまま結婚する理由はさまざまです。
好きな人と結婚が結びつかなかったり、将来設計のための妥協であったり、結婚すれば好きな気持ちが消せると思う、などです。
そして結婚したけども変わらず片思いが辛い時の対処法として、恋愛と結婚は違うと割り切り、美しい思い出として心に秘め、冷静に好きな人を追いかけた時のリスクを考えることをおすすめしました。